いい人になる！　三善日記

みたか身の丈起業塾も明日、明後日とビジネスプランの発表会と　この６週間の
集大成を発するのみになりました。
起業目指す仲間の方々と会う機会はなくなっていくわけですが、
縁あって知り合った仲間ですので今後も多摩地区を拠点に頑張っていくことを
祈ると共にお手伝いできることはしていきたいと思います。

座学の折にも前職の経験を生かすという言葉をたくさん聞きました。
そういう観点で申しますと規模の大小はありますが、どんなビジネスを
起こすにもマーケティングという視点無くしては難しいのではと思います。

マーケティングとは８０年代から頓に使われてきていますが、
時代の変遷とともにその目的も変化してきています。
かつてはプロダクトアウト、商品やサービスありきで語られてきましたが
９０年代からは顧客を満足させて利益を得る。ドラッカー氏が提唱してきたように
軸の位置が変わってきました。現在はというと、顧客の欲しいものを提供し
それを選んで頂き、売上を上げるということでいかに顧客のニーズを把握し
競合と差別化しその商品・サービスを提供し、選ばせるかということかと
思います。
人の琴線にいかに触れさすことができるかということ。結構、これ難しいですよね。
でもそれが出来ないとこれだけニーズの多様化が叫ばれている時代、中々起業しても
結果独りよがりなことにならないとも言えません。
このように目的は少し変化していてもその手法は８０年代と大差ないと思います。
１．顧客を知る（市場のニーズと成長性）
２．仮説をつくり受容性の検証を行う
３．競合を知る（どれだけオリジナルと思っていてもきっと競合はいるはずです）
４．自社を知り、市場のセグメントを行う
５．差別化できるポイントを確立する（ここなら勝てるというポイント）
６．具体的な施策を講じる
かなり教科書的ですが、マーケティングの本に出てくる事柄は大凡このような
ことが記してあります。

例えばフランスの高級ワインを輸入して、それを販売しようとした時に
それを大型の種類量販店に卸せば売れるかというと中々そうはいかないようです。
やはり商品（ワイン）の特性、価格、顧客に即した販売店でないと
それを買う人はいません。
そんなこともマーケティングなんです。

長く当たり前のことばかり書いてしまいましたが、
仲間の皆さん頑張って　例えば１年後、３年後に
同窓会とかしていきたいですね

エジソンも言ってますが、あきらめなければ成功します。